Posts in Category: 鍵トラブル

開かずの金庫

習慣的に使用していた金庫の鍵を紛失してしまって開けられなくなるケースもあれば、ずっと使用していなくて開けられなくなるケースがある。
ダイヤルの番号がわからなかったり、鍵が手元になくて開けられなくなり、困ったことになってしまう。
また、金庫の持ち主が存命か、それともすでに故人になってしまっているかという違いもある。

金庫の持ち主が故人である場合の鍵開け依頼はお盆の時期などに増える傾向があるようだ。
持ち主が亡くなっている場合の解錠は依頼者である遺族の立ち会いのもと行われることが多い。
依頼者も金庫の中身がなんなのかわかっていないことがある。金庫を開けて、何も入っていなかったというケースもままあるようだ。
使われていない金庫と違って習慣的に使用されている金庫は内容物がある程度わかっているケースが多い。
故に依頼者の指示も明確に出される。その場に立ち会わなくても、別室で待機しているので開いたら呼んで下さい、と余裕を見せる依頼者も多い。それは中身がなんなのかわかっているからだろう。

お盆の時期に金庫の解錠依頼が増える理由は明確にはわからない。おそらく、故人のことを親族で振り返っているうちに金庫の存在を思い出すのかもしれない。
故人のことを知るメッセージがなにか残されているかもしれない、という期待もあって金庫を開けようと思うのかもしれない。

引き戸のトラブル

引き戸の鍵が壊れて家に入れなくなってしまうということがある。
引き戸は中央の戸が重なりあうところに鍵がついているものがある。この鍵が一定の箇所で固まってしまうと動かなくなってあけることができなくなる。
無理に鍵を回そうとすると鍵がねじれて折れ曲がってしまう。抜けなくなってしまうこともある。

鍵がささって抜けなくなった引き戸はまず鍵をぬいてピッキングで解錠する必要がある。

戸が開いたら今度はこのようなトラブルが起きた原因をさぐり、改善しなくてはならない。
部品の消耗による破損などが考えられるが、こういった引き戸のトラブルは建付の悪さによって発生することが多い。
建付が悪くなると引き戸が正しく閉まらなくなる。そのような状態で鍵を開け閉めすると故障につながっていく。
鍵を鍵穴にさしても重くてなかなかまわなくなっていたらこのような原因が考えられる。
力を入れて無理に回さないと鍵がかからず、手が不自由な人や子供、お年寄りにとっては鍵の扱いが難しくなってしまう。

引き戸をまるごとリフォームしなくても戸車を調整したり、建付をなおせばトラブルは改善することができる。

引き戸を話すと自然に動いてしまったり、戸を持ち上げたり押し込まないと戸が閉まらなくなっていたら故障の可能性が考えられる。鍵のトラブルになる前に修理を依頼しよう。